中1向け勉強攻略BOOK オマケその1 伸びる子の授業の受け方
伸びる子の授業の受け方
成績が伸びる子の授業の受け方で、共通している部分を上げると、
ボーっとしていない。黒板を書き写すスピードが速い。メモを取る。
の3つです。それでは、ひとつずつ説明していきましょう。
- ボーっとしていない。
当たり前ですが、伸びる子は授業に集中しています。そして、授業を受けるだけで、ある程度授業の内容が頭に入っている状態です。家で20~30分程度の復習をするだけで高得点が取れます。
反対に、授業中にボーっとしている子は、授業が終わって、家で必死に2~3時間ぐらい勉強しないと高得点が取れません。どちらの方が時間の使い方が上手なのかは明らかです。よく「あいつは普段あまり勉強していないのに成績がいい。そもそも頭がいいんだ。」と言われる人がいますが、そういった人は間違いなく授業中に頭をフル回転させています。
- 黒板を書き写すスピードが速い。
勘違いしないでほしいのは、雑でもいいから早く写そう!ということではありません。
黒板を書き写すスピードが遅い人は、内容の理解ができていない場合がほとんどです。黒板の内容を、単語・単語で区切って写しているので、視線を黒板とノートの間で何往復もさせないといけません。頭を使わず、ただの作業としてノートを写しているのです。その結果、ノートを写すのが遅くなります。
一方、伸びる子は内容を理解し、文章単位でノートを写していきます。前後関係も合わせて、単元ごとの流れを掴んでいるので伸びていきます。
- メモを取る。
メモを取るということは、話を聞きながら要点を捉え、短い文でまとめるということです。
伸びる子は、メモを取ることで、ただ聞くだけでは鍛えられない力を鍛えています。そして、メモを見返すことで、授業をより鮮明に思い出し、ただ黒板を写しただけのノートよりも深く復習ができるのです。