大東志塾創設の経緯、そして教育にかける思いをご紹介します。

「地域の子どもは地域で育てる」

過去の学力テストにおいて大東市の学力は国内でも高くない大阪のさらに下位に低迷していることがわかりました。大東市教育委員会は教育現場を改革す るプランを打ち出してはいるものの、いじめの現状を撮影した動画を投稿する、小学校に侵入して爆竹を鳴らすといった大きな出来事を含め改善が見られませ ん。そして現状を把握するために必要な府内のテストに大東市教育委員会は参加せず、学力実態すら把握できない状況になっています。そして、現在のような教 育現場にも日々子供たちは通い、学んでいます。他地域との大きな格差があることを子供たちはほとんど知りませんし、そのことが何を意味するのかも知らされ ていません。

また、大阪府の公立高校入試では学区が全廃され、絶対評価が導入されます。本来ならは低学力に喘ぐ大東市は他市に先駆けて対 策をうち、子どもたちが 不利になることがないようにする必要がありますが、未だ大きな対策はみられません。そこで私たちは、地元有志のお力添えにより費用面で通塾を諦めていた り、遅らせていたりしていた子どもたちにも学力保証の機会を作りたいと考えています。しかし、ただ費用が低いだけで指導が充実していなければ、効果はありません。私どもは教育において重要なのはシステムや教材ではなく指導者であるという考えのもと、大手塾トップレベルの指導者を中心に授業を展開していく考 えです。また、ほかの指導者も「教師志望」という志を持った講師を揃えて指導していきます。さらに、「未来の先生」たちを講師に採用することにより、将来の教育現場の力をあげることも狙いの一つです。

小学生英語、IT教育、なども順次開講できるよう準備していきます。

このようなコンセプトのもと、私どもは大東市の子どもたち、未来の先生、保護者そして地域の皆様のお力となる志を持ち「大東志塾」を開校いたします。

 

2013年7月 一般社団法人 大東志塾